公共事業は電子納品の時代です。SXFp21,sfc)に関する知識、レイヤ規定、線幅規定などご理解されていますか?
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電子納品チェックシステムの確認項目

 国交省の「電子納品チェックシステム」は、以下の項目についてチェックすることが可能です。
 (参照:CAD製図に関するガイドライン(案)  P25、P.39)

1.共通項目

 
  • ファイル名などのチェック
     
  • 管理項目のチェック
     
  • 管理ファイル(XML)の文法チェック



  • 2.CADに関する項目

     
  • ファイル形式のチェック(SXF(P21)形式)
     
  • 工種に関するチェック(工種名称)
     
  • 図面種類に関するチェック(ファイル名称)
     
  • レイヤ名称のチェック(レイヤ名称)


  •   

    農林水産省の電子納品要領

     農林水産省の業務(工事)においては、以下の、
    農林水産省の電子納品要領・ガイドライン・手引きに準じなければいけません。

    農林水産省 電子納品要領・ガイドライン・手引き
    1 設計業務等の電子納品要領(案) 平成17年4月
    2 工事完成図書の電子納品要領(案) 平成17年4月
    3 電子化図面データの作成要領(案) 平成17年4月
    4 電子化図面データ作成運用ガイドライン 平成14年11月
    5 電子化写真データの作成要領(案) 平成17年4月
    6 測量成果電子納品要領(案) 平成17年4月
    7 地質・土地調査成果電子納品要領(案) 平成17年4月
    8 電子納品運用ガイドライン(案) (工事業務共通) 平成17年4月
    9 設計業務等の電子納品要領(案) 電気通信設備編 平成17年4月
    10 工事完成図書の電子納品要領(案) 電気通信設備編 平成17年4月
    11 電子化図面データの作成要領(案) 電気通信設備編 平成17年4月
    12 電子納品運用ガイドライン(案) 電気通信設備編 平成17年4月
    13 設計業務等の電子納品要領(案) 機械設備工事編 平成17年4月
    14 電子納品運用ガイドライン(案) 機械設備工事編 平成17年4月
    15 工事完成図書の電子納品要領(案) 機械設備工事編 平成17年4月
    16 電子化図面データの作成要領(案) 機械設備工事編 平成17年4月
    15 電子納品運用ガイドライン(案) 機械設備工事編 平成17年4月
    16 電子納品に関する手引き 【工事編】 平成17年4月

       NN・CALS:農業農村整備事業の電子納品要領等
         http://www.nncals.jp/you.html

      

    電子納品チェックシステムによる確認項目

     電子納品チェックシステムによる確認項目は下表のとおりです。

    電子納品チェックシステムによるチェック項目表
    分 類 チェック項目
    共通項目
    (全フォルダ共通)
     ファイル名などのチェック
     管理項目のチェック
     管理ファイル(XML)の文法チェック
    CADに関する項目
    (図面管理項目)
     ファイル形式のチェック(SXF(P21)形式)
     工種に関するチェック(工種名称)
     図面種類に関するチェック(ファイル名称)
     レイヤ名称のチェック(レイヤ名称)


       電子納品チェックシステム
         http://www.nilim-ed.jp/calsec/checksystem.htm

      

    電子媒体納品書

     電子納品の場合、電子媒体(CD-R等)の納品の際には、「電子媒体納品書」を共に提出しなければなりません。


     以前から多くの皆さまより、電子媒体納品書のテンプレートが欲しいという声がありましたので、今回無料公開することとなりました。
     少しでも、皆さまのお役に立てれば光栄です。
     欲しい方は、ご自由にダウンロード下さい。
     ファイル形式は、WORD(.doc)となっております。


     電子媒体納品書は、「業務版」「工事版」それぞれがあります。

     ◆業務版テンプレート◆

     ◆工事版テンプレート◆

     尚、テンプレートは「電子納品運用ガイドライン(案) H17.8」の例に準じておりますが、ご利用の際には各人の自己責任によりご使用お願いします。

      

    電子納品チェックシステムとは?

     「電子納品チェックシステム」とは、電子成果品のフォルダ構成、管理項目、ファイル名、レイヤ名などの電子納品に関する要領(案)・基準(案)への整合性をチェックするプログラムです。

     国土交通省が整備する電子納品・保管管理システムのうち、チェック機能の部分を独立したプログラムと抜き出したものです。
     CD-Rに納められた電子成果品の管理ファイル(XMLファイル)、ファイル名、フォルダ名等が「土木設計業務等の電子納品要領(案)」または「工事完成図書の電子納品要領(案)」に従っているか否かを確認することができます。
     ただし、成果品(報告書やCAD図面等)の内容を確認することはできません。

     Ver3.0以降では、CADファイルのレイヤ名のチェック(CADファイルに記入されるレイヤ名がCAD製図基準(案)に従い作成されているか確認、P21形式のファイルのみ。)が可能です。

     電子納品チェックシステムは、国土交通省国土技術政策総合研究所「CALS/EC 電子納品に関する要領・基準」ホームページで公開されてます。

      

    DM(ディジタル・マッピング)とは?

     DMとは、空中写真測量等により、地形、地物等の地図情報をデジタル形式で数値地図を作成する作業を表しており、それにより作成されるデータを「DMデータファイル」といいます。
     DMデータファイルの仕様は国土交通省公共測量作業規程に定められており、国土基本図や都市計画図等の大縮尺地図を数値地図データとして作成する場合に適用されています。

     【拡張DM】
     国土地理院は、国土交通省公共測量作業規程に定められているデジタルマッピング(DM)データファイル仕様に、応用測量分野をはじめとするデータ項目の大幅な追加・見直しを行い、これを「拡張ディジタルマッピング実装規約(案)」として策定しています。  この「拡張ディジタルマッピング実装規約(案)」は、数値地形測量(地図情報レベル2500以上)の測量成果および測量記録等のほか、基準点測量の網図や応用測量の各種位置図、平面図等を作成する場合に適用されます。

     適用される成果等の詳細は、以下のとおりです。

     1) 基準点測量:基準点網図、水準路線図
     2) 数値地形測量:DMデータファイル、DMデータインデックスファイル、
        標定点配置図・水準路線図、対空標識点一覧図、標定図、
        刺針点一覧図、空中三角測量実施一覧図、数値地形モデル、
        ディジタルオルソデータファイル、位置情報ファイル
     3) 応用測量:線形図、線形地形図、詳細平面図、杭打図、等高・等深線図、
        公図等転写連続図、復元箇所位置図、基準点網図、設置箇所位置図、
        用地実測データ、用地平面図

     これまでは、応用測量の測量成果等を電子納品するためには規定されていなかった事項がありましたが、「拡張ディジタルマッピング実装規約(案)」の策定により、ほとんどの測量成果および測量記録のファイル形式が統一されることとなります。

     測量の後続作業である設計・施工工程では、「拡張ディジタルマッピング実装規約(案)」を適用して作成されたDMデータファイルを受け取れるインターフェイスを用意すれば、そのまま測量成果等が使用できます。
     この時、測量成果が3次元座標を有していれば、設計等の工程でも3次元座標の利用が可能となり、情報の共有が図れます。

     なお、「拡張ディジタルマッピング実装規約(案)」の詳細は、「国土地理院ホームページ」で公開されています。

      

    位置図の著作権の取り扱い方法

     位置図の著作権の取り扱い方法は、基本的に市販されている地図は各々の作成元に著作権が帰属するため、その取り扱いや費用等については、各作成元に問い合わせする必要があります。

     国土地理院の地図を利用する場合は下記の通りとなります。
    (1) 紙図面の地形図をスキャニングして報告書等に用いる場合
     測量法30条第3項の規定に基づき挿入図扱いとし、「国土地理院発行1/25,000地形図「○○」」等の出展を明示する。
    (2) 数値地図(地図画像)を引用して報告書等に用いる場合
     測量法30条第3項の規定に基づき挿入図扱いとし、、「国土地理院発行1/25,000地形図「○○」」等の出展を明示する。
    (3) 数値地図50mメッシュ(標高)、空間データ基盤、細密数値情報等の元データを成果品の一部として納品する場合
     内容により異なりますが、原則として測量法29条もしくは30条による申請が必要になります。

      

    報告書のPDFファイルの編集

     報告書ファイルを電子納品する際に、PDFファイルが必要となりますが、以下の編集作業が必須なのはご存じでしょうか?

     ・しおりを該当ページへリンクするように作成する。
     ・サムネールを作成する。
     ・セキュリティの設定を行わない。
     ・初期表示の設定は、下記のように表示されるようにする。
       ① 最初に表紙のページが表示される。
       ② 100%の表示倍率で表示される。

    1) しおりの作成
     PDF形式の目次である「しおり」を報告書の目次と同じ章、節、項(見出しレベル1~3)まで作成します。
     また、該当ファイル以外の別のファイルへのリンクとなるしおりに関しては、大項目に関してのみ作成します。

    2) サムネールの表示
     サムネールは、文書内のページを縮小したイメージ画像のことです。
     Acrobat 5.0 以降では、サムネールはPDFファイルの「ページ」タブをクリックすると自動的に作成されますので、サムネールの作成を設定する必要はありません。

    3) セキュリティの設定
     セキュリティの設定は、「ファイル」-「文書のプロパティ」をクリックし、「セキュリティ」タブを押し、「セキュリティ設定方法」を『セキュリティなし』にします。

    4) 開き方の設定
     報告書ファイルを開いた時に、表紙の1ページが100%の倍率で出て、その左にしおりがあるレイアウトで表示されるように設定します。

      

    工事(業務)途中の電子データの扱い方

    Q>>
    工事(業務)途中の電子データの扱い方に、決まったルールはあるのでしょうか?

    A>>
     工事(業務)途中の電子データの扱い方については、残念ながら電子納品のための基準や要領には明文化されていません。
     作業途中の場合は、受発注者間で電子データをやりとりするために、事前に一定のルールを決めておく必要があります。
     修正を重ねる図面の履歴管理などは、特に注意が必要です。
     安易に修正前のデータを削除したり、同一名にて上書き保存するのは問題です。
     必ず改訂履歴番号をファイル名内に入れ、改訂履歴を残すことが重要ポイントです。
     尚、工事の場合は工事の途中で変更図や、追加した図面(承認図等)も電子納品の対象になりますのでご注意下さい。

      

    SXFブラウザ

     「SXFブラウザ」とは、CADデータ交換標準(SXF)に対応したCADソフトによって作成された図面データを表示・印刷するためのソフトウェアです。

     通常のCADソフトとは違い、・・・・・

     図面を表示する機能のみで、編集機能はありません。

      主な機能としては、

        ・SXFファイルの表示
        ・P21ファイルのAP202サブセットルールチェック
        ・図面の印刷(縮小印刷も可能)

      です。

     ダウンロードは、「国交省CALS/ECホームページ」からお願いします。

     現在の最新バージョンは、〔Ver2.1.3 →Ver3.00(2005/08/31現在)〕となっております。

     入手したCADデータ(P21ファイル)を確認する際には、このSXFブラウザを利用すると便利です。

      

    XML、DTDとは?

     XMLとは、eXtended Markup Languageの略です。
     似たような略語でホームページに使われるHTMLというのはよく聞きませんか?
     HTMLもXMLのひとつです。
     違いはXMLファイルに使用するタグそのものを利用者が決められるかどうかの違いです。
     HTMLの場合、タグが利用者で勝手に拡張することができないというだけのことです。
     HTMLのタグは「W3C」というところで決定されます。
     このタグがどのようなものがあるのかを記述しているのがDTDDocument Type Definition)ファイルになります。
     HTMLの場合、世界中に1種類しかDTDファイルがないということです。
     ただし、HTMLにもバージョンがありますので、当然DTDにもバージョンがあります。
     電子納品に使用するタグは国土交通省が決定していますので、電子納品で使用するXMLファイルは国土交通省が指定したDTDファイルを使用する必要があります。
     XMLはさまざまなところで使用されるようになってきましたので、今後に期待されている技術です。

     国土交通省のDTDファイルは、こちらでご確認ください。
     電子納品作業の際には、このDTDファイルの更新状況を確認した上で作業を行いましょう。

      

    PDFのバージョン?

     最近は、PDFファイルを取り扱うことが多くあります。
     みなさんは、PDFにもバージョンがあるのをご存じですか?
     Acrobatのバージョンではありません。
     Acrobatの機能強化とともにPDFのバージョンもバージョンアップしています。

     AcrobatとPDFのバージョンの対応表は以下のとおりとなっています。

       Acrobat 4 : PDF 1.3
       Acrobat 5 : PDF 1.4
       Acrobat 6 : PDF 1.5
       Acrobat 7 : PDF 1.6

     このあたりはAutoCADのバージョンやDXFのバージョンによく似ています。

     参考までに、現在の最新版は 「Acrobat 7」 となっています。

        

    SXFとは?

     SXFとは、 Scadec data eXchange Format の略です。
     では Scadec とはなんでしょう?

     これは Standard for CAD data Exchange in japanese Construction field の略です。
     あまりにも略しすぎて元のスペルの想像がつきにくいですが、これを日本語に訳すと「CADデータ交換標準開発コンソーシアム」といいます。
     CALS/ECの講習会ではよく聞く言葉の1つです。

     SXFには、P21とSFCという2つの規格があります。
     このうちP21は国際規格のISO 10303/STEP/AP202 に準拠していますので、国際的にCADデータの交換が可能になります。
     ただしP21形式はテキスト形式のためファイルサイズが大きくなりがちです。
     そのデメリットを解消するために作られたのがSFC形式です。
     ファイルサイズが3分の1から10分の1になることから、実務レベルではSFC形式の方が取り扱いが楽だといえます。

     国土交通省をはじめ国家機関では、電子納品する際の最終成果は「P21」形式と定められていますが、地方機関(県・市町村)では「SFC」形式で納品するようになっている場合もあるようです。
     地方機関で電子納品の際には、発注者に確認することを推奨します。

      

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